新鮮で美味しいりんごに出会えるスポットと言えば、そう、地元の農産物直売所!
直売所特集第2弾でご紹介するのは、飯綱町三水地域の「農産物直売所さんちゃん」です。
それでは見ていきましょう。
りんごがコンセプトの直売所「さんちゃん」
りんご畑を突き抜ける北信五岳道路沿い。カラフルなのぼり旗が見えてきたら、「農産物直売所さんちゃん」に到着です。さんちゃんは、りんご畑に囲まれたのどかな風景の中にあります。
りんご農家さんが運営する、りんごに特化した直売所としてスタートしたさんちゃん。時を経て2020年1月、それまでの運営体制から飯綱町ふるさと振興公社に事業継承されました。
さんちゃんの魅力は、何と言っても高品質なりんご。そして農家さんの団結力ですね。コンセプトはりんご!さんちゃんと言ったらりんごです。
と話すのは、直売所3店舗の統括をされている、飯綱町ふるさと振興公社 商品販売課長 相澤亮さん。
現在はりんご以外の商品も数多く置かれていますが、りんごがコンセプトの直売所であることは、今も変わりません。
高品質なりんごと農家さんの団結力が魅力
飯綱町三水地域のりんごは、「三水のりんご」と呼ばれ、とても人気があります。
農家さんのこだわりが詰まった高品質なりんごを求めて、シーズンになるとお客様が殺到するそうです。また、珍しい品種のりんごが置かれることもさんちゃんの魅力のひとつ。さんちゃんでしか手に入らないりんごもあるそうですよ。
果汁100%のりんごジュースも豊富
りんごジュースを出荷している農家さんが多いため、これだけたくさんのりんごジュースがお店に並びます。
あまり見かけない、品種別のりんごジュースも販売されています。飲み比べしてみるのも楽しそうですね。
お盆に開催される「さんちゃん夏祭り」
お盆には、抽選会や屋台などで盛り上がる「さんちゃん夏祭り」が開催されます。7年前から続くさんちゃんの伝統行事です。
事業継承後の現在でも、直売所を盛り上げるために夏祭りを支え続ける農家さんの姿を見て、農家さんの結束の強さ、そして農家さんのさんちゃんへの愛情を感じたという相澤さん。お店に入るとまず目に飛び込んでくるのは、そんな農家さんたちの笑顔です。
おしゃれな手づくりアップルパイ
さんちゃんで購入できる、通年商品の「手づくりアップルパイ」。大きいアップルパイ1個入り210円(税込み)。小さいアップルパイ2個入り230円(税込み)。
「手づくりアップルパイ」の原材料は、飯綱産りんごとシンプルな素材。さんちゃん隣の加工所「三水農産物加工所チアさみず」で手づくりされています。通常は、紅玉のアップルパイが販売されていますが、9月上旬にはブラムリーズシードリングのアップルパイもお店に並びます。
リーフ型がおしゃれなアップルパイは、中身も色鮮やか。赤の果肉は紅玉、緑の果肉はブラムリーズシードリングです。紅玉のアップルパイは、酸味と甘みのバランスが絶妙。ブラムリーズシードリングのアップルパイは、しっかりとした酸味があり爽やかな味わいでした。どちらもとっても美味しかったです。
アップルパイは、横手直売所「四季菜」や「いいづなマルシェむーちゃん」でも購入可能です。
11月の「さんちゃん」がすごい!? コンテナ売りのりんご祭り
11月のさんちゃんは、もう本当にすごいですよ。さんちゃん駐車場にテントを張って、農家さんが自分の名前を付けたコンテナで、りんごをコンテナ売りするんですよ。駐車場はすぐに満車になってしまうくらい、たくさんの人で賑わいます。
11月のおよそ1週間、さんちゃんでは「りんご祭り」が開催され、りんごのコンテナ売りが行われます。コンテナ売りとは文字どおり、コンテナ単位でりんごが販売されること。1コンテナ約18kg。しかも、大特価で購入できるということで、毎年大盛況のイベントです。これはもう、りんご好きにはたまらないですね。11月のさんちゃん「りんご祭り」、要チェックです。
さんちゃん「ふじりんご祭り」の記事へ
りんごのシーズンに「さんちゃん」へ
見たことがないりんごや、食べたことがないりんごに出会えると思います。りんごのシーズンに、りんごを買いにお越しください。
「農産物直売所 さんちゃん」webサイト
「農産物直売所さんちゃん」は北信濃の名山を望む北信五岳道路沿いにあります。
他とは一味違う美味しい果物、新鮮な野菜、加工品などを取り揃え、皆様のお越しをお待ちしております。
▶︎ 農産物直売所さんちゃん webサイト