飯綱のお米比較してみた

飯綱のお米比較してみた

飯綱町のお米が美味しい理由(ワケ)

飯綱町は、長野県の北部に位置し北信五岳(飯綱山、妙高山、斑尾山、黒姫山、戸隠山)のうちのひとつ、飯綱山のふもとに位置する人口1万人あまりの小さな町です。
古くは、牟礼宿として栄えて、また美味しい作物が育つ地として有名です。


ではなぜ、飯綱町の作物は美味しいのでしょうか。

それはなんといっても飯綱山から湧き出るキレイな湧水、そして山のふもとならではの昼夜の寒暖差にあります。

作物にとって水は大事な「食事」のひとつ。
その水をたくさん吸収した作物は、自然本来の味になります。

そして昼夜の寒暖差が激しいことにより、作物は日中たくさん養分(糖分)を蓄え、夜にはその養分(糖分)をなるべく使わなくなる、その結果甘くておいしい野菜ができると言われています。

そして、小さな町だからこそ、自然がたくさんあり、美味しい空気もたっぷり!
きれいな水と美味しい空気をたくさん吸収した稲は、人間にとっても美味しいお米となってくれます。

また、お米の美味しさは外部からも評価され、日本穀物検定協会が毎年行う、米の食味ランキングで、最高ランク「特A」を獲得したこともあります。

 

お米の代表各コシヒカリ

まずはなんといっても日本人から一番愛されているお米「コシヒカリ」
私も日常で食べているのはコレです。


コシヒカリの歴史は古く、コシヒカリとして命名登録されたのはなんと昭和31年にまで遡ります。
その長い歴史の中でコシヒカリから品種改良されたお米は数知れず。

ちなみにこの後に食べ比べた「ミルキークイーン」「あきたもまち」もこのコシヒカリを品種改良や配合されたお米です。

これだけ長い歴史がありながら半世紀以上愛され続けているコシヒカリの特徴は「見た目の艶、粘り、モチモチ食感、甘みの強さ」にあります。

これらの要素が高いレベルでバランスが保たれており、どんな食べ方にも合うまさに万能選手。
おにぎり、カレー、お寿司、もちろんそのままででも、コシヒカリが合わない、という料理はありません♪

 

実食

これはもう、説明不要の輝き、味、食感です。
モチモチ食感で粘りの中にもしっかりとした食べ応え、噛めば噛むほど甘みが増す味。

日本人である自分が幸せに感じる瞬間です。



ちなみに私のおすすめの食べ方は炊き立てご飯の上に、有塩バターをのせて、お醤油をちょっとだけかける「バターライス」

バターをまとったコシヒカリを一口食べれば、口中にコシヒカリの甘さとバターの香りがひろがります。
ぜひお試しを!

 

お米そのものの味を楽しむならミルキークイーン

ミルキークイーンコシヒカリをさらに改良された比較的新しい品種のお米です。

そしてミルキークイーンの特徴はなんといっても「粘り」「ふっくらモチモチ食感」が強いことです。


ちょっと難しい話になってしまいますが、お米はデンプンの一種、アミロースという成分の含有量が少ないほど粘りが強いお米になります。

コシヒカリがその代表ですが、ミルキークイーンはさらにアミロース含有量の低いお米を目指して開発されました。

ちなみにもち米はこのアミロースがほぼゼロ、つまりこのミルキークイーンはもち米に近づいたほど粘りが強いお米というわけです。

 

実食

まず炊いた炊飯器を開けて驚くのがその艶!ツヤ!TSUYA!
ピカピカと輝き見るからにモチモチ食感が伝わってきます。

もちろん「精米したて」のお米はより輝くので、その精米したてを送ってくれるのも、「みつどんマルシェ」 のいいところ。

そして肝心の味はまさに「粘りが強くモチモチ食感」そのためお米本来の甘みが口中に広がります。

さらに噛めば噛むほどその甘さが増していき、まさに「お米以外何もいらない」という境地に導かれます。



ちなみに私のおすすめはアツアツのご飯にたっぷりのかつおぶしをまぶし、少量のお醤油をかけるだけ。
ミルキークイーンを楽しむのはこれに限る!と心の中で叫びました。

ちなみに私はミルキークイーンを食べるのが初めて。
今までコシヒカリがNo1!と思っていた固定概念が一気に崩れ落ちたのも事実です。

お米は奥が深い、すべてのお米を食べ比べてみたい、と思わせてくれたミルキークイーンでした。

 

しっかりした歯ごたえ、さっぱりした食べ応え、繊細な和食料理に合うあきたこまち

あきたこまちの特徴はなんといってもすっきりした後味しつこすぎない食感にあります。

普段のおかずはもちろん、自分を主張しすぎないあきたこまちは、繊細な味付けの本格和食料理とも相性がよく、高級料亭やお寿司屋さんでも愛されています。


もちろんコシヒカリを先祖にもっていますから、甘みもバッチリ!

そんなあきたこまちは、そのまま食べてもよし、粘り気が比較的少ないことを利用し、カレーやピラフ、チャーハン、お寿司などとも相性がいいと思います。

 

実食

見た目は、コシヒカリ譲りの輝きが健在です。
口に入れると、やはりコシヒカリやミルキークイーンと比べるとすっきりとした食感が伝わってきます。

言い換えるなら、コシヒカリやミルキークイーンは、お米を食べるためにおかずを食べる。
あきたこまちは、おかずを食べるためにお米を食べる。
といった感覚。



そんなあきたこまちのおすすめの食べ方は、カレーと丼もの。
普段食べているお米だとなんかべちゃっとするんだよなぁ、という方はぜひこのあきたこまちをお試しください!

どんな状況でもしっかりとした歯ごたえを保証してくれるあきたこまちが合うかもしれません。

 

まとめ

「どんな料理にも合い、高次元でバランスがとられた王道のコシヒカリ」「より強い甘さと粘り、モチモチ食感でご飯を頬張りたいミルキークイーン」「さっぱり食感が売りで、おかずの邪魔をせず、繊細な料理にもぴったりなあきたこまち」

どのお米がより美味しいというのは全くありません!
これはもう完全に好みの問題!

普段はコシヒカリ、お米を楽しむときはミルキークイーン、丼ものやカレーの日にはあきたこまち、とその時の気分やおかずに合わせて炊くのも日々のちょっとした贅沢として楽しみたいです♪

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